墓地経営許可について
私を含め、多くの寺院が認識不足であると思うのですが、境内地に新たな墓地区画や、永代供養墓、納骨堂、樹木葬などを建てる際には行政の墓地経営許可を予め受けなくてはなりません。
釣月寺では、共同墓地、永代供養塔、樹木葬、のうこつぼ(集合墓)を管理していますが、私の認識不足から沼津市の墓地経営許可を受けていませんでした。
石材店や本山も墓地経営許可については、誰も教えてくれませんでした。
沼津市内にある民間霊園などは、経営許可を受けている所が殆どですが、逆に境内地にある永代供養塔、樹木葬は殆どが経営許可を受けていないのが現状です。
境内地に無許可で永代供養塔や、樹木葬を新設すると罰せられ、無許可で永代供養塔を建てた寺院に対して、行政が遺骨の撤去と現状回復を求めた事例もあります。
それではよろしくないので、釣月寺が管理している「しもかぬき墓苑」、永代供養塔、樹木葬、のうこつぼ(集合墓)の墓地経営許可を行政書士の方に御願いし、申請しました。
9月26日付で「しもかぬき墓苑」(沼津市指令市第33号)と、永代供養塔(沼津市指令市第34号)の墓地経営許可をいただきました。
樹木葬とのうこつぼ(集合墓)は、申請中です。
多くの寺院が永代供養塔などを整備し始めている事から、沼津市としてもチェックが厳しくなると思われますが、知らなかった事とはいえ、行政から言われてからではなく、こちらから申請する形になったのは良かったです。