釣月寺歴代住職塔 完成しました

住職の墓は、1人につき1つの墓が基本です。

つまり、〇〇家之墓といった様に、1つの墓に複数人が入るという事はありません。

また、住職婦人も住職とは別の墓に入ります。

しかし、従来通り1つの墓に1人だと、墓を造る場所もなくなるという問題も起きる事から、新たに1つの墓に複数人が入れる歴代住職塔を建立しました。

歴代住職の墓は、卵塔という卵の形をしたものになります。

今までの歴代住職の墓は、墓地の上の方にあり、その存在を知らない方もいたと思います。

新しい歴代住職の墓は、墓地の入口にあるので、お墓参りの方にも手を合わせて頂けるのではないかと思っています。

歴代住職の墓は「聯芳塔」(れんぽうとう)といいますが、聯芳塔と石塔に刻んでも何の事やら分からない方が殆どなので、「釣月寺歴代住職塔」と刻みました。

歴代住職塔の石は、インド産の黒御影「SGー2」、白御影「インド銀河」を使用しています。

永代供養塔と樹木葬は、中国産の「松山石」を使用しています。

今回墓石に関して少し詳しくなりましたが、墓石の価格は石の銘柄にもよりますが、一番重要なのは「吸水率」です。

吸水率とは、雨が降った際に「石がどれ位水を吸うか?」という事です。

墓石が水を吸う訳ないと思っていましたが、意外と違いがあります。

参考にして下さい。