「信頼できない僧侶」
全日本葬祭業協同組合連合会に所属する、葬儀社からのアンケート結果です。
このアンケート結果を4回に分けて紹介します。
今回は、「信頼できない僧侶」について取り挙げます。
「高圧的」「自分を非常に偉い人であるという勘違いが言動に出る」「檀信徒に支えられているという事を理解していない」「火葬式や一日葬を全く認めない」「枕経もなく、葬儀の打ち合わせも5分程で終わる」「一方的に御布施の話をする」「御布施が高額で払えないと相談すると、ローンの様に分けて払えと言う」といった事が挙げられています。
火葬式や一日葬を認めないという事に関しては、それぞれの事情があるのでその事情を踏まえた上でという事が重要だと思います。
枕経がないという事に関しても、地理的に遠方である等、様々な要因が絡んでくるので一概に言えませんが、葬儀の打ち合わせが5分というのは有り得ないです。
葬儀の御布施を分割でという事に関しては、「葬儀の御布施を施主だけで負担するのではなく、身内同士で負担すればいい」とある住職が言っているのを私は直接聞いた事がありますが、住職それぞれの考え方なので何とも言えないです・・・
以上、4回わたり葬儀社からのアンケート結果について書きましたが、多くが有り得るだろうなと思っていた結果でした。
このコラムで何度も書いていますが、寺を探す、選ぶ基準は住職の人柄が一番です。