「僧侶として相応しくない、社会的な常識がないと思われる行動や態度」

全日本葬祭業協同組合連合会に所属する、葬儀社からのアンケート結果です。

このアンケート結果を4回に分けて紹介します。

今回は、「僧侶として相応しくない、社会的な常識がないと思われる行動や態度」について取り挙げます。

檀信徒や葬家、葬儀社への態度として、「檀信徒にもてはやされ、自分が一番偉いという態度」「機嫌が悪く、上から目線で話しづらい」「会った時に挨拶もしない」「葬儀社へ葬儀をしに来てやっているという態度」「御布施の金額によっては通夜に来ず、葬儀しか来ない」という事が挙げられています。

自分は偉いのだと変な勘違いをしている住職は少なくないのですが、関東地方に葬儀に行くと葬儀社の人に「先生」と言われる事があります。

これで勘違いをする人もいると思うのですが、私は自分が偉いなんて思った事もありません・・・

上から目線や、僧侶側からは挨拶をしないという人も多いです。

私達僧侶同士(他の宗教者に会った時も同様)が火葬場等で会った時には、お互いに合掌をするのですが、腕組をしたまま頷くだけという僧侶もいます。

他には、「私生活は華美だが、本堂や墓地がメンテナンス、整備されていない」「高級外車を何台も所有していて、檀信徒に指摘されていた」「一般社会人の常識欠如、立場をわきまえていない」といった様に、世間との感覚のズレが甚だしいのです。

私達の一部にこの様な人がいるために、寺院に対してのイメージが悪くなったり、あの住職には頼みたくないといった事など、宗教離れに繋がっている事が残念でなりません。

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