「遺骨の安置場所(墓地等)の心配をせずに、葬儀の心配をして葬儀社の互助会に入る矛盾」

多くの方は葬儀の事を気にする様で、予め葬儀社の互助会に入る方はいますが、葬儀後の遺骨の安置場所(墓地等)の心配をする方が少ないのは何故か?と疑問に思います。

亡くなった後(火葬後)はどの様な形であれ、遺骨を納める場所が必要です。

葬儀社との関りは葬儀が済めば終わりですが、墓地等の遺骨の安置場所というのはその場限りで終わるものではありません。

今までの寺は、檀家制度に胡坐をかき、檀家以外は受け付けない、檀家にならなくてはダメという事を貫いてきたので、聞きたいことがあっても、知らない寺に聞いてもいいのだろうか?(聞きづらい等)という気持ちになるのも原因の一つだと思います。

その様な気持ちにさせてしまったという事は、私も含め寺として再考しなくてはならない事であり、この事がお墓の心配よりも葬儀の心配をしてしまうという理由でもあると思います。

ホームページを通して私の考えを発信していますが、ホームページでの情報発信により予めの相談等をしていただければと思います。