「戒名について」
葬儀の際に頼む寺が無いという事で葬儀屋に寺を紹介して貰い、戒名が無く俗名で葬儀を行ったはいいが、遺骨の安置場所に困っている方が思いの外多いという事実を目の当たりにしております。
この事に関して、釣月寺として出来る事は何か?を考えました。
その様な事(ある意味、被害者といっても過言ではないです)でお困りになっている方を少しでも減らす為、釣月寺では御希望される方に対しまして生前に戒名を授与する事を致します。
「戒名代は高いものだ」という間違った考えをする方(この様な考えになるのは、寺側にも問題があり、同じ立場の者として、責任を感じております)、「戒名代と言う名目で御布施を要求する寺がある」といった事実を鑑み、「戒名を授与する事に関して御布施は頂きません」
「戒名授与は無料で行います」
檀家さんは勿論ですが、檀家でない方、亡くなって年月が経っている方でも戒名を授与致します。
釣月寺では、共同墓地、永代供養塔、樹木葬、個別型集合墓(のうこつぼ)を設けておりますので、手元に遺骨があり安置場所に困っている方、亡くなった方はいないがこれから遺骨の安置場所を検討される方でも、遺骨の安置場所に困る事はありません。
釣月寺と檀家さん、信者さんとの関係は人間関係、信頼関係が根底にあると考えますので、
御縁を頂いた方には、釣月寺が責任を持って対応させて頂きます。
※予め戒名を授与するメリット
①戒名を生前に授与する事によって、亡くなった後の戒名を意識する事が出来ます。
②釣月寺住職である私と事前に顔を合わせるので、葬儀屋の紹介の様に「見ず知らずの住職にお経をあげて貰う」という不安がありません。
③仏教式の葬儀にも関わらず戒名が無く、俗名で行うという遺族の気持ちを蔑ろにする「なんちゃって葬儀」「形だけの葬儀」「宗教関係なしのただのお別れ会」にはなりません。
④共同墓地、永代供養塔、樹木葬、個別型集合墓(のうこつぼ)の生前予約も可能ですので、遺骨の安置場所に困る事はありません。
⑤通夜、葬儀、並びに法事等を希望の際は、釣月寺が責任を持って執り行います。
釣月寺本堂を利用する事も可能です(本堂を使用するにあたっての費用は頂いておりません)。
※注意事項
①戒名は宗派によって付け方が違いますが、釣月寺で授与する戒名は臨済宗の戒名となります。
②戒名の位は一般的である、信士(男性)、信女(女性)となります。
他の位の戒名を御希望の場合は、要相談となります。
③通夜の際に、亡くなった方に対して授戒(仏教徒としての戒律を守りますという誓いし、仏弟子、仏様の弟子になるという考え)をしますので、通夜は行わなくてはなりません。
④その方にふさわしい、その方らしい戒名を授与する為、予めお会いし、趣味、人柄、職業等を聞かせて頂きます。(これは必須です)
⑤生前戒名を授与された場合でも、共同墓地、永代供養塔、樹木葬、個別型集合墓(のうこつぼ)を生前予約された場合でも、必ずしも釣月寺の檀家になって頂く必要はありません。
御問合せは、メール又は電話で御願いします。