「宮型霊柩車が激減」

宮型の霊柩車(日本の伝統的な木造建築であるお宮や寺院を模した装飾が施された霊柩車)が2003年に比べて10分の1に激減し、現在ではバン型が主流になりました。

背景には、宮型霊柩車が住宅地を走る事への苦情が主な原因だそうですが、自治体の火葬場が宮型霊柩車の乗り入れを禁止する動きもあったそうです。

風習などは地域によって違いますが、私が京都にいた頃(1995年から2002年)の宮型霊柩車は、ご遺体を搬送していない時(回送中)は白い布で装飾を施した霊柩車の後部を覆い、ご遺体を搬送している時には白い布を外すという事をしていました。

ご遺体が納められた棺を葬儀会場から火葬場へ搬送する車両を霊柩車(一般的なセダンや、セダンをストレッチさせた車両で、棺を載せるタイプ)、病院や施設からご遺体を自宅や葬儀社の霊安室に搬送する車両を寝台車(ご遺体を棺に納めなくても搬送することが可能なワンボックスやミニバンで、ストレッチャーを載せるタイプ)といい、用途によって使い分けていましたが、最近では火葬場までの搬送も霊柩車ではなく寝台車を選択する方が多くなりました。

主な理由として、霊柩車は使用目的が限られるが、寝台車であれば使用目的に制限がない事、寝台車の方が料金が安いという事があります。

参考までに、葬儀のプランに含まれている「寝台車での搬送〇〇キロ以内」というのは、寝台車の置いてある営業所からスタートの走行距離になるので注意が必要です。

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