「葬儀に関する意識調査」
今回は、「葬儀に関する意識調査」(2025年6月LDT株式会社実施)から、
①生前中に葬儀について話し合っていたか?
②葬儀社を選ぶ際に相見積もりを取っているか?
③遺族が葬儀社を決めるまでに使えた時間はどれくらいか?
について取り上げます。
①について、「何も話していなかった」55%、「ある程度希望は話していた」26%、「具体的に依頼先(葬儀社)も決まっていた」16%という結果になりました。
自分の葬儀であるので、こうして貰いたいという希望は多少なりともあると思うので、あらかじめの話し合いは重要だと思います。
②について、「2社以上見積もりを取った」45%、「1社のみ見積もりを取った」39%、「取ろうとしたが、時間がなく断念」13%という結果になりました。
私の感じでは少なくとも釣月寺の檀家に関しては、残念ながら「見積もりは取っていない」が95%以上だと思います。
このコラムで何度も書いていますが、葬儀社の互助会に入っただけで安心という大きな勘違いをして、肝心の見積もりを取るという最低限の事をせず、何の疑いもなく互助会に入った葬儀社で葬儀を行うという過ちを多くの方がしているのが現状です。
この事に関しては、私がいくら話しても多くの方は聞く耳を持たない(そうは言うけどね・・・という感じです)ので、為す術がないです。
③について、亡くなってから初めて葬儀社をネットで探すという人が意外と多く、「病院で数時間以内に葬儀社を決めた」というのが39%ありました。
釣月寺で葬儀を行った方でも、その様な方はいます。
以下は亡くなる前の行動だと思いますが、「ネットで探した」45%、「事前に調べていた葬儀社に連絡」19%、「病院からの紹介」7%、「家族・知人からの紹介」7%という結果になりました。
一方、「病院から紹介された葬儀社を利用しなかった」が26%ありました。
病院が葬儀社を紹介するという闇についても、このコラムでも書いていますが、多くの場合病院で亡くなると大体2時間後には出ていく様に言われるので、焦って葬儀社を決めた結果、後で後悔する事もあります。
これもこのコラムで何度も書いていますが、あらかじめの相談は重要です。