「法事をやらない理由を考える」

釣月寺だけの事ではないですが、法事をやらない人はおります。

その事を法事の時に話すと、「えっ?法事をやらない人がいるんですか?」と不思議に思われます。

当たり前ですが、法事をする人からすると、法事をやらないという選択肢はないです。

法事に関しては強制ではないので、やらない人に対して寺としては為す術がないです。

しかし、法事をやらない人は何かしらの理由があると思うので、「なんで法事をやらないのですか?」と聞きたいです。

「法事をやると親戚を呼ばなくてはならないから面倒だ」「身内から法事はやらなくていいと言われた」「コロナ等で先延ばしになりそのまま」「法事がある事を忘れていた」等、やらない人には理由があると思いますが・・・

コロナの事もあり、法事は親戚を呼ばずに主な身内だけというのも多くなりました。

法事をやらないという事は、仏事の事に関して次の世代の人は分からないという事になり、親世代が伝えていかなければならない事だと思います。

また、法事での話も仏事に関心を持ってもらう重要な機会であると思っているので、法事をやらない人がいる事はとても残念な事です。

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