「最近思う事 葬儀の日程について」

葬儀の日程を決めるにあたり、

①住職の都合

②火葬場の都合

③葬儀会場の都合(寺の本堂、葬儀社の会館)

以上の事が一致しないと日程が組めません。

しかし最終的には、葬儀社の会館の都合で日程が決まります。

一概には言えないですが(友引には葬儀を行わないので、友引を挟むと日が伸びます)、日が伸びても5日後には葬儀が行われます。

都会においては、火葬場が空いていないという理由から1週間後、10日後に葬儀というのは珍しくないです。

今回私が取り上げる内容は、釣月寺の都合は空いているのに葬儀社の会館の都合で葬儀までの日程が伸びる事があるという事です。

実際にあった事例

月曜日に亡くなった方がいました。

葬儀は会館の都合で通夜が木曜、葬儀が金曜になりました。

火葬場が空いていないという可能性もゼロではありませんが、ずっと火葬場が埋まっているという事は沼津ではありえません。

この場合、金曜まで5日間ありましたが友引は挟んでいませんでした。

翌火曜日にも亡くなった方がいました。

火曜に亡くなった方は最初から御遺体を本堂に安置し、通夜・葬儀を本堂で行いましたが、通夜は水曜、葬儀は木曜に行いました。

先に亡くなった方が後に葬儀を行い、後に亡くなった方が先に葬儀を行いました。

葬儀社の互助会に入っている事から、葬儀社の会館で通夜・葬儀を行うというのは多くの方の考えですが、会館の都合により葬儀を行うのが亡くなってから5日後、6日後であっても何も疑問を持たない方が多いというのが私には不思議です。