「今後の主流は直葬?」
再び1月1日号で紹介した書籍「未来の年表」からの紹介です。
この様な統計を見ると、ますます寺院運営の今後について大いに考えなければならないと思います。
葬儀費用の低価格志向が強まるという要因に、超高齢化や、年金生活の為葬儀の費用が工面できない事等が影響しているという事で、身内のみの「家族葬」どころか「直葬」を選択する人も多くなっている様です。
「直葬」とは、火葬のみ(葬儀はしないという事)という事で、住職コラム」10月1日号「あらかじめの相談は重要です」にも書きましたが、直葬の人は沼津市においても増加していると思われます。
多くの人にとっては、依然として寺の敷居が高いと思われている事から、葬儀の形態に関係なく葬儀社ありきの考えがあるのは事実です。
どうしても葬儀社への連絡が先になり、寺にあらかじめ相談するという考えにならないのが残念です。
釣月寺としては、経済的に事情がある方においては尚更の事、あらかじめの相談をしていただければと強く思います。