「これからの寺院について」
某宗派の統計です。
これからの寺院は2極化が進み、大きい寺院は檀信徒数の維持・増加が期待できる(安定的)が、小さい寺院はそもそもの檀信徒数が少ない為、経済的に厳しくなるという統計があります。
また、活動の2極化というものもあり、積極的な寺院は檀信徒数の維持・増加ができているが、積極的でない寺院は檀信徒数の維持・増加が見込めないとも言われています。
さらに、檀信徒と積極的なコミュニケーションを取る事が、檀信徒の増加に結びつき、コロナ禍においても、檀信徒数が増加している寺院は、年忌法要の数が増加している傾向があるという統計があります。
正にこの通りで、寺に対する意識の変化、先祖供養に対する意識の変化、お墓に関する意識の変化はコロナを機に大きく変わり、いずれ起きる事が一気に来ました。
将来的には、檀家数の減少による宗教法人の解散、合併というのが現実に起こりうる事で、対岸の火事ではありません。
それぞれの住職がどれ位深刻に考えているか?は分かりませんが、私はこのままでは寺院は潰れる(釣月寺が潰れるという事ではないです)と思っているので、今何ができるか?何をするべきか?という事を常に考え、時代のニーズを先読みし、積極的な行動をする事が重要であると考えています。