「葬儀・火葬は亡くなった後、何日後までにすればいいか?」

これについては、地域性があります。

というのも、都会では火葬待ちが常態化していて、亡くなっても火葬の予約が1週間後、10日後でないと取れないという事が普通にあります。

法律で死後24時間経過しないと火葬ができないという決まりがありますが、新型コロナウイルスや感染症で亡くなった場合は、この限りではありません。

今回は一般的な場合という事になりますが、亡くなって七日後に故人が三途の川を渡るといわれているので、初七日の当たり日(日曜に亡くなった場合は、日・月・火・水・木・金・土と亡くなった日から数え、土曜日が初七日の当たり日になります)までに葬儀を行うようにします。

実際はどうなのか?といいますと、友引は火葬場が休みで葬儀を行う事はできませんが、亡くなった日を含め3日~5日後に葬儀を行う場合が殆どです。

今回のコラムで私が一番言いたいことは、葬儀・火葬は亡くなって直ぐに行わなくてはならないという事は全くなく、「早く火葬をしなくては・・・」とか葬儀社の言いなりになり、アタフタしているうちに葬儀を終わらせてしまうのではなく、落ち着いて考える時間をつくる事も重要ではないかと思います。

前の記事

「仏壇について」