「お盆の供養(棚経)は、近くの寺に頼むからいいです」

昨年まで前住職が棚経に行っていたある檀家さんの例ですが、今年から現住職である私が行く事になりました。

その方は遠方に住んでおり、近くに釣月寺の檀家さんはおられないので、私が行くにあたり日にちを変更する旨の手紙を送りました。

すると、「昨年と同じ日でないと都合が悪く困る」、「お盆中(13日~15日)に来てくれないと意味がない」と言われ、「近くの臨済宗の寺に棚経だけ頼むから、棚経には来てくれなくていい」(この様なニュアンス)と言われました。

頼まれた寺も、いきなり棚経だけ頼みたいと言われてもすんなりと了承するとは思えないですが・・・

この檀家さんからすれば、近くの寺の方が何かと都合がいいと思うかも知れませんが、理由はどうであれ、近くの寺に棚経だけ頼むとサラリと言われるのは、今まで遠方にも関わらず棚経に伺っていた事を考えると、気分がよろしくないです。

これからはこの様に、サラリと話してオシマイという人も増えてくると思います。

以前にも遠方の方で、「お盆中に来てくれないと意味がないから来てくれなくていい」(事実、こう言われました)という方がいましたが、お盆期間中はどうしても地元の方優先になるので、お盆に入る前に伺う遠方の檀家の方も多くいます。

日にち等の要望にはできるだけ答える様にはしておりますが、自分の都合を押し付ける方もいるので困ります。

地域性にもよりますが、私が修行していた京都の寺の地域は、信者さんという位置づけですが、お盆には宗派関係なく5,6ケ寺に棚経に来て貰うという方もいました。