「お墓に対する事態調査 2024」
お墓を紹介するサイト「いいお墓」の鎌倉新書が、2024年3月に公表した調査です。
購入したお墓の種類、お墓さがしで重視した事、平均購入価格、お墓までの所要時間・移動手段について公表されています。
【第15回】お墓の消費者全国実態調査(2024年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向 | 霊園・墓地のことなら「いいお墓」 (e-ohaka.com)
購入したお墓の種類が、2010年は一般墓が91%だったのに対し、2024年では21.8%。
樹木葬は2024年においては48.7%となっています。
2020年には、一般墓を購入した割合を樹木葬が上回りました。
2023年には樹木葬を購入した割合が過半数になりました。
一般墓、樹木葬以外に納骨堂というのがありますが、これは建物が丸ごと納骨堂(カードキーをかざすと遺骨が流れてくるタイプ)だったり、室内にコインロッカーの様な棚を設け、そこに遺骨を納めるタイプのものになりますが、納骨堂の需要は多くはないです。
都市部においては土地が限られており、ビル型の納骨堂が出てきた当初はスタイリッシュやオシャレ等という事で、需要がありました。
しかし現在においては、「ビルが老朽化したらどうするのか?」「維持費がかなりかかる」という理由から、需要は伸び悩んでおり、都市部においても樹木葬の方が需要はあるそうです。
釣月寺においても、一般墓を新たに建立する人はほぼいなく、樹木葬や永代供養塔、家族墓を利用される方が多いです。
樹木葬や永代供養、家族墓は、将来において「維持に関しての心配がない」、「金銭的にも負担が少ない」というのが現代においてマッチしているのだと思います。