「遺贈について」

遺贈とは、遺言(亡くなった後に財産の移転が行われます)により、特定の個人やNPO、公益的な活動をしている団体、寺院等に財産を遺すことです。

あまり馴染みがない言葉ですが、寄付や献金行為が一般的なアメリカにおいては以前から行われている事で、日本においても最近は「遺贈」という言葉を耳にする事が多くなりました。

進んで金品を寄付する事を「喜捨」といい、仏教では「他人の為に何かをする行為を布施」といいますが、現代においては「布施=財物などを施す事」という事になっています。

遺贈を受ける寺院は、以前よりも増えている様で、金額も増えているそうです。

私は普段からの檀家さん、信者さんからの御布施=寄付行為と考えていますが、寺院の修繕等に対しての寄付というのは、多くの方にとって遠慮したいという思いがあるのは事実で、残念な事です。

宗教界は元々寄付で成り立ってきた経緯があり、寄付という行為は寺に対する気持ちの表れではありますが、勿論日々の生活の方が大事であり、宗教に対する寄付や献金等が取り沙汰されている事等、時代の流れと共に多くの寺にとって寄付を御願いする事は難しくなりました。(難しいというより、無理です)

これからの寺院の運営は、住職個々の手腕にかかっているのです。

次回は、キリスト教において寄付、献金をするという事はどういう事なのか?を取り上げてみます。