「葬儀社を装う紹介会社」
「家族葬の〇〇」「〇〇お葬式」という業者のテレビCMを見た事がある人は多いと思います。
この手の業者は、直接葬儀を施行するのではなく、あくまでも紹介するだけで、実際に葬儀を施行するのは別の業者という事になります。
最大手の紹介業者は、提携葬儀社が700社を超え国内の葬儀の約5%を受注しているそうです。
この様な紹介業者が出てきた背景には、「葬祭業界の不透明な金額設定に対して、改善していく」という事があるそうですが、「低価格で葬儀を施行できる様に見せかけ、実際にはその価格で施行できる事はほぼない」というのが現状です。
残念な事に、「説明が不十分なまま、オプションを追加する」という事が横行していて、結果として想定していた金額よりも高額な費用を払わせられたというケースが後を絶たなく、消費者庁から景品表示法違反で1億円の課徴金納付命令を受けた業者もあるそうです。
当初の金額よりも支払金額が高額になる要因として、提携業者に課せられた高額な紹介手数料が挙げられます。
紹介手数料は30%程度と言われていますが、実際に施行する提携業者は紹介手数料を引いた金額で利益を確保しなくてはならなく、その結果不要なオプションを追加する事により
利益を取るという手法を取っています。
この様な業者に葬儀を依頼する人の中には、「安いに越したことはない」と思う人も一定数いるので、ますますサービスの質の低下に繋がってきます。
自社で葬儀を施行している業者にしても、葬儀の規模が縮小していく中でいかに利益確保するか?を考えると、不要なオプションを追加するという事が常態化してくるので注意が必要です。





