「亡くなった際の連絡はお早めに」
多くの方が、身内が亡くなるとまず葬儀屋に連絡すると思います。
その後身内に連絡したりして、寺に連絡が来るのは葬儀屋の担当者と、身内が全員そろってからというのが殆どです。
こちらも常に待機している訳ではなく、必ずしも直ぐに枕経に伺えるとは限らないので、身内が全員そろってからではなくて、まずは寺に亡くなったという一報を寺に入れて頂きたいのですが、ここに葬儀屋の思惑が働いているのです。
葬儀屋に連絡をすると、「寺への連絡は担当者(葬儀屋のです)が伺ってからでいいですよ」という事を葬儀屋に言われます。
つまり、寺に亡くなったという連絡をする前に、どこで葬儀をするか?(勿論、葬儀屋の会館です)という事がほぼ決まっているのです。
なぜならこちらが先に伺うと、「葬儀屋の会館ではなく、本堂でやりましょう」と言われてしまうからです。
葬儀屋としては会館を利用してもらわないと利益にならないからであり、寺は葬儀屋に先手を打たれた形になっているのが多くの場合です。
また、私としても亡くなったという事に対しての心づもりが必要なので、亡くなったという連絡は早めにして頂きたいです。