「互助会に入っているから、葬儀費用の心配いらないは大きな間違い」

某葬儀社2社の互助会の内容を私なりに考察してみました。

コース内容は、松竹梅とそれぞれ3パターンあります。

基本的にコースの内容で違うものとしては、祭壇の大きさ、棺桶の種類、骨壺の種類、案内看板の設置、祭壇用の盛物、会館使用料、交通警備員の有無になります。

葬儀社A

松には会場使用料が含まれていますが、他のコースでは会場使用料が含まれておらず、生花はどのプランにも含まれていませんが、会場の大きさはマチマチなので、どのホールも追加料金なしで使用できるとは思えません。

また、病院からの搬送は含まれていますが、〇〇キロ以内という制限はあると思うので注意が必要です。

葬儀会場から火葬場迄の搬送費用は含まれていません。

葬儀社B

こちらも、コースによって祭壇の大きさ、棺桶の種類、骨壺の種類に違いがありますが、会場使用料はどのコースにも含まれており、病院からの搬送費用は別途、葬儀会場から火葬場迄の搬送費用は含まれています。

こちらの葬儀社も、ホールの大きさによって金額が変わるかは注意が必要です。

松には生花が含まれており、竹梅には造花(アートフラワー)が含まれています。

また、祭壇は使いまわしで減価償却は終わっていると思いますが、祭壇の横のスパンを長くすると費用が別途発生します。

どちらの葬儀社も、互助会のプランを利用する事ができるのは自社のホール使用時に限られるので、本堂や自宅での場合においては使用する事ができないです。

霊安室使用料、返礼品、香典返し、飲食は両社共プランに含まれていませんが、飲食は内容によって金額がかなり変わってくるので注意が必要です。

私の経験から言うと、互助会のどのプランに入っていたとしても、ホールを使用すると積立以外に2桁万円後半から3桁万円の費用がかかり、互助会に入っているから葬儀費用の心配はいらないというのは大きな間違いです。

互助会のメリットとして、「①費用をすこしずつ準備できる」、「②会員向けの割引がある」、「③いざという時に相談しやすい」がありますが、

①に関しては、積立で賄う事はできず、持出が高額になるので関係なし。

②に関しては、会員になると割引がある様に見せかける為だけの宣伝なので関係なし。

③に関しては、葬儀社の利益に繋がる様に誘導されるだけで、いいカモになって終わりです。

いざという時は、お寺に相談するのが一番です。

このコラムで、あらかじめの相談はとても重要だと何度も書いていますが、「いつになったら理解してくれるのか?」と私は常に思っています。